学生って本当にメンドー(面倒)だ。
どーして好きでもない勉強をしなきゃいけないんだ。
勉強して得た知識は将来使う訳じゃないのに。



三題話で一週間バトン
No.1 ある朝の出来事



「お早う、昴。」

「ん、おは………。」

肩に手を置かれ首だけ肩に置かれた方に動かせば頬に杳の指が突き刺さる。

「あ、引っ掛かった。」

えへ、と嬉しそーに杳は笑う。
杳は嬉しいかも知れないケド俺は痛いんだケド…。

「あの…杳?」

「一度やってみたかったの。案外楽しいね、これ。」

俺の頬から指を杳は離せばふと疑問が浮かぶ。
そー言えば普段杳ってこんな朝早くから居ないよーな…?

「今日はやけに早起き何だな?」

「え?あ、今日は日直と鍵開け当番だから。ってか昴黒板見てる?」

「いや…見てない。」

見なさいよ、と唇を尖らせて杳は言えばぶーぶー、と頬を膨らます。
良く見れば杳の手には日誌と教室の鍵を持って居る。
それで改めて杳の事が本当だと理解出来た。

「まぁ、良いわ。昴こそやけに早いじゃない。」

「たまたま早く目覚めたんだよ。どーせ家に居たってやる事ないし。」

家に居てもやる事がないんだから登校した方が良ー。
勉強は嫌いだケド、登校したら棗が居るし。
家に居るより好きな奴の顔を見る方がどんだけ幸せか。

「棗は?」

「さぁ?私は未だ見なかったけど?多分神威先生と一緒じゃないの?…あ、噂をすればいたいた。」

廊下から見える校門を杳は指差す。
指差す校門を見れば棗と神威の姿が見える。
棗は無邪気に笑って居て、どうして神威何か選んだのか何て未だに俺には理解出来ない。
神威何て考えてたら付き合うに対して不利な事ばかりでしかないのに。
舌打ちと同時に俺は杳に背を向ける。

「…ちっ、朝から嫌な奴の顔見た。」

「ちょ、何処行くのよ!?」

「サボる。朝から神威の顔見て萎えた。…ちっ。」

棗は俺にも笑う。
けれども棗は神威にしか見せない表情も有ると思うと憎たらしくて仕方がない。
俺の方が神威より居る時間が長いのにどうして。
考えれば考える程に気分がむしゃくしゃする。
俺は再度舌打ちすればその場を後にした。

...The End

あとがき


お題を使うと言うより指定された単語を使っただけの作品になってしまいました…|||OTL

昴と杳の二人は小説に書いた事がなかったので今回チョイスしてみました。

本当はもっと仲良さげな感じにしたかったのに途中司を出したもんだから良からぬ方向に…|||OTL


冒頭の杳の頬を刺すのは一時期良くやった奴ですな。

何気無い日常を書くのって好き。


拍手有り難う御座いました。


2012.02.21


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