まえがき


本編ネタバレ有ります。

後は本編に登場する前の捏造話。


ヒロインの生い立ちは普段の設定ではなく、Lと同じくワイミーズハウス育ちの設定でお願いします。


以上を踏まえて大丈夫、OKな方はこのままレッツスクロール。

苦手、駄目な方はオススメしません。

ワンワン、ニャーニャー。
耳に届く鳴き声は犬や猫を始めとする動物達の鳴き声。
ここはとあるホームセンターのペットコーナー。
引っ越ししたばかりの新居で必要な物を買いにホームセンターにNと来たのにペットコーナーはついつい立ち寄ってしまう。
硝子越しに映る子犬や子猫達の愛くるしい姿にうっとりと{{name_boy}}は目を細めた。



寂しがりのボク、嫉妬するボク



「あ、こんな所に居た。探したよ、{{name_boy}}。」

「Nー、ボク犬欲しい。」

硝子窓に手を触れたまま{{name_boy}}は後ろを振り返る。
目はキラキラと輝いて居てまるで子供が欲しいものをせがむ様な目だ。
それに対するNと言えばカートを押して呆れた表情で{{name_boy}}を見詰めた。
Nが押すカートの中は細々と日常に必要なものが入って居る。

「駄目だよ、あのマンションはペット厳禁何だから。」

「うー…。分かってるけどー…。」

新しく移り住むマンションは犬や猫のペット厳禁のマンション。
頭では分かっているもののあの愛くるしい姿を見ればどうしても欲しくなってしまう。

「欲しいよー…。」

「駄ー目ー。でも何でペット何か欲しがるの。」

「だって、Nに会えないから…。そりゃ、少なからず可愛いから欲しいのも有るけど…。」

そう言い終えて{{name_boy}}は再び子犬達の方へと視線を移す。
Nから{{name_boy}}の表情は見えない。
だけども{{name_boy}}が今どんな表情をしているかは分かってるつもりだ。
何時も{{name_boy}}は寂しい時には眉を下げて目が涙で揺らぐ。
でも自分の気持ちを口にする事はない。
ただ目で自分の気持ちを訴える。
始めはNも分からなかったが今では目を見ただけで{{name_boy}}が何を考えてるか分かってしまう。

「…{{name_boy}}、ちゃんと口で言わなきゃ分からないよ?」

カートから離れて{{name_boy}}と目線を合わすN。
{{name_boy}}の目を見れば目は予想通りに涙で揺れて居た。

「一緒に居てあげれなくてごめんね。…でも仮に犬が飼える状態でも飼わせないよ。」

「何、で…?」

Nの言葉に驚いた{{name_boy}}はパチパチと瞬きをすれば、{{name_boy}}の目からポロリと一粒涙が零れ落ちる。
それに対してNは口元を釣り上げてニヤリと笑う。
{{name_boy}}の腕を引き耳元に口元を寄せればそのまま言葉を続けた。

「{{name_boy}}が犬ばっかり構って、ボクが犬に嫉妬するから。」

「な…、っ!?」

再び目をパチパチと瞬きすれば気の抜けた高い声が{{name_boy}}の口から飛び出す。

「そんなに驚かなくても良いのに。」

「だ、だ、だ、だって…!」

「今迄寂しい思いをさせてごめんね?」

くつくつと喉を鳴らしてNは笑えばギュッ、と{{name_boy}}を抱き締めて{{name_boy}}にキスをした。

愛しい君!
(君はボクのもの!)

(ねぇ、こんなのもあっ――…―…ちょっと、何してるの!)

(ん?キス?)

(っ…、)

(公共の場でそんな事するんじゃ有りません!)

...The End

あとがき


久々の拍手お礼で御座います(笑)

Twitterで指定のお題を使って書くものだったんですが、犬と聞いたらこんなシーンしか思い付きませんでした…|||OTL

現代パロで大学生のヒーローとN。

原作のNは大人びたイメージだったので成長したら大人びたままの発言するんじゃないかなぁ、と。

でもいちゃつく時は所構わずいちゃつきそう(笑)

最後の突っ込みはヒロイン。

彼女も一応大学生設定、ヒーローやNと同じ大学に通ってます。

どちらかと言うとヒロインの方がヒーローやNとそれぞれ授業が被ってる率が高かったりして(笑)


拍手有り難う御座いました。


2012.05.14

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