「またね。」
賑わう祭が有ったあの日、私は彼女に別れを告げた。
"さよなら"、じゃなくて"またね"、なのは彼女…リディアちゃんに又会える気がしたから。
根拠は、ないけど。
再会
あの日の祭から数日経ったある日の昼休み、私は一人で昼食を取っていた。
何時もなら幼馴染みや先輩と一緒何だけど二人共用事が有るみたいで今日は私一人。
だから場所も屋上じゃなくて教室で自分の席。
「…御馳走様でした。」
お母さんが作ってくれたお弁当を食べ終えて両手を合わせて一言。
そして空になったお弁当箱を仕舞えば私は教室に掛かってる壁掛け時計を見る。
時間を確認すればお昼休みの時間は未だ沢山残って居て、私はお弁当箱を仕舞えば席を立ち上がった。
教室で時間を潰すのも勿体無い気がして、そして…あわよくば大好きなあの人の顔を見たかったから。
「見れるかな?…あ、れ?」
大好きなあの人の顔を思い浮かべながら私は笑えば、ふと窓の外へと視線を向ける。
後ろ姿だったから相手を完璧に特定出来る自信は無かったけれど、その後ろ姿は私は何処か知っている気がした。
金髪で長い髪を二つ括りにして居るその子は、生徒でも無いみたいでこの学校の制服を着て居ない。
私が知っている人達の中で金髪で二つ括りの子はあの子しかいなくて…。
私は外に居る子の正体を確認すべく教室を飛び出した。
* * *
「いた…!」
教室からここまで走ったせいか息を弾ませて声を上げればその子は私に気が付いたのか私の方に振り向く。
私の方に振り向いたその子はやはりあの祭の日に出会ったリディアちゃんで、私の顔を見れは驚いた表情になる。
「棗?」
「やっぱりリディアちゃんだ…。」
「こんな所でどうしたの。」
"リディアちゃんこそ何で?"、と聞きたかったけれど上がった息が治まらなくて私はそれ所じゃなかった。
「私はここ(星王)の生徒だから…。窓の外からリディアちゃんの後ろ姿が見えてそれで走って来たの。」
「あなたって人は…。」
呆れた様な口調で言うもリディアちゃんの口元は笑ってて、私も釣られて笑う。
「あ、あのお祭りの日、有り難う。ちゃんと会えたよ。後…浴衣も大丈夫だった?」
「そう、良かった。浴衣はもう良いわよ、大丈夫だから。未だ気にしてたの?」
「だって原因は私も有った訳だし…。」
もごもごと言葉を詰まらせて私は言えばリディアちゃんは溜息を吐く。
だってあの浴衣凄く綺麗だったから申し訳なくて。
リディアちゃんは気にしなくて良いよ、って言ってくれたけどどうしても気にしちゃう…。
「ご、ごめんね。」
「あの時は貴女にぶつかったあの男が悪いの。…貴女、この時間は一人なの?」
「え?…あ、ううん。何時もは幼馴染みか先輩と一緒何だけど今日は二人とも忙しいみたい。」
突然話題を振られてびっくりしちゃったけどもしかして私リディアちゃんに気を使わせちゃったかな…?
…そう言えば今思ったけど何でリディアちゃん星王(こんな所)に居るんだろ…。
「リディアちゃんこそどうしてここに…?お兄さんと一緒なの?」
「兄は職員室。私は暇だから職員室に行かなかったの。」
「何で職員室…?」
話の先がいまいち見えなくて私は首を傾げれば再度質問をする。
何で職員室…?
「…私達、星王に通う事になったから。」
「そうなんだ…って、えぇ!?星王(ここ)に!?」
まさかリディアちゃんの口から星王に来る、と聞かされるとは思っても居なくて私は盛大に声を上げてしまった。
それにリディアちゃんは苦笑してたけど…。
「そんなに驚く事?」
「そりゃびっくりするよ…。だってリディアちゃんと会ってまさかこうなるなんて思わなかったし…。」
「そんな事ないわよ、偶々私と出会った時と重なっただけで。」
「そ、そうなんだけど…。」
リディアちゃんに当たり前の事を言われて私は苦笑する。
た、確かにそうなんだけどっ…!
返答に困って黙る私にリディアちゃんは溜息を吐くも口を開く。
「…でも、私が星王(ここ)の生徒になった時はクラス一緒になれたら良わね。」
「…!うん!」
ふ、と口元を緩めてリディアちゃんは微笑んで私を見る。
その言葉が嬉しくて私は大きく頷いた。
あの祭の後に根拠のないまたね、を伝えてまさか思ってなかった今日。
再会してこんな素敵な事が有るのだから、次に会う時はクラスメイトになれる様に、って今夜は願って良いよね?
次は、一緒になれますように…、
...The End
賑わう祭が有ったあの日、私は彼女に別れを告げた。
"さよなら"、じゃなくて"またね"、なのは彼女…リディアちゃんに又会える気がしたから。
根拠は、ないけど。
再会
あの日の祭から数日経ったある日の昼休み、私は一人で昼食を取っていた。
何時もなら幼馴染みや先輩と一緒何だけど二人共用事が有るみたいで今日は私一人。
だから場所も屋上じゃなくて教室で自分の席。
「…御馳走様でした。」
お母さんが作ってくれたお弁当を食べ終えて両手を合わせて一言。
そして空になったお弁当箱を仕舞えば私は教室に掛かってる壁掛け時計を見る。
時間を確認すればお昼休みの時間は未だ沢山残って居て、私はお弁当箱を仕舞えば席を立ち上がった。
教室で時間を潰すのも勿体無い気がして、そして…あわよくば大好きなあの人の顔を見たかったから。
「見れるかな?…あ、れ?」
大好きなあの人の顔を思い浮かべながら私は笑えば、ふと窓の外へと視線を向ける。
後ろ姿だったから相手を完璧に特定出来る自信は無かったけれど、その後ろ姿は私は何処か知っている気がした。
金髪で長い髪を二つ括りにして居るその子は、生徒でも無いみたいでこの学校の制服を着て居ない。
私が知っている人達の中で金髪で二つ括りの子はあの子しかいなくて…。
私は外に居る子の正体を確認すべく教室を飛び出した。
* * *
「いた…!」
教室からここまで走ったせいか息を弾ませて声を上げればその子は私に気が付いたのか私の方に振り向く。
私の方に振り向いたその子はやはりあの祭の日に出会ったリディアちゃんで、私の顔を見れは驚いた表情になる。
「棗?」
「やっぱりリディアちゃんだ…。」
「こんな所でどうしたの。」
"リディアちゃんこそ何で?"、と聞きたかったけれど上がった息が治まらなくて私はそれ所じゃなかった。
「私はここ(星王)の生徒だから…。窓の外からリディアちゃんの後ろ姿が見えてそれで走って来たの。」
「あなたって人は…。」
呆れた様な口調で言うもリディアちゃんの口元は笑ってて、私も釣られて笑う。
「あ、あのお祭りの日、有り難う。ちゃんと会えたよ。後…浴衣も大丈夫だった?」
「そう、良かった。浴衣はもう良いわよ、大丈夫だから。未だ気にしてたの?」
「だって原因は私も有った訳だし…。」
もごもごと言葉を詰まらせて私は言えばリディアちゃんは溜息を吐く。
だってあの浴衣凄く綺麗だったから申し訳なくて。
リディアちゃんは気にしなくて良いよ、って言ってくれたけどどうしても気にしちゃう…。
「ご、ごめんね。」
「あの時は貴女にぶつかったあの男が悪いの。…貴女、この時間は一人なの?」
「え?…あ、ううん。何時もは幼馴染みか先輩と一緒何だけど今日は二人とも忙しいみたい。」
突然話題を振られてびっくりしちゃったけどもしかして私リディアちゃんに気を使わせちゃったかな…?
…そう言えば今思ったけど何でリディアちゃん星王(こんな所)に居るんだろ…。
「リディアちゃんこそどうしてここに…?お兄さんと一緒なの?」
「兄は職員室。私は暇だから職員室に行かなかったの。」
「何で職員室…?」
話の先がいまいち見えなくて私は首を傾げれば再度質問をする。
何で職員室…?
「…私達、星王に通う事になったから。」
「そうなんだ…って、えぇ!?星王(ここ)に!?」
まさかリディアちゃんの口から星王に来る、と聞かされるとは思っても居なくて私は盛大に声を上げてしまった。
それにリディアちゃんは苦笑してたけど…。
「そんなに驚く事?」
「そりゃびっくりするよ…。だってリディアちゃんと会ってまさかこうなるなんて思わなかったし…。」
「そんな事ないわよ、偶々私と出会った時と重なっただけで。」
「そ、そうなんだけど…。」
リディアちゃんに当たり前の事を言われて私は苦笑する。
た、確かにそうなんだけどっ…!
返答に困って黙る私にリディアちゃんは溜息を吐くも口を開く。
「…でも、私が星王(ここ)の生徒になった時はクラス一緒になれたら良わね。」
「…!うん!」
ふ、と口元を緩めてリディアちゃんは微笑んで私を見る。
その言葉が嬉しくて私は大きく頷いた。
あの祭の後に根拠のないまたね、を伝えてまさか思ってなかった今日。
再会してこんな素敵な事が有るのだから、次に会う時はクラスメイトになれる様に、って今夜は願って良いよね?
次は、一緒になれますように…、
...The End
あとがき
中途半端にぶつ切り…終わる。
ひぃぃ、和泉 様すみません…!|||OTL
和泉 様に前回頂いたお話の続きです。
凄くお待たせしてこれ、とか…。
本当すみません…。
返品受け付けますので要らなかったら押し付けて下さい、本当。
そして捏造でリディアちゃんを星王に迄入れるなんてしてしまいました…。
好き勝手にし過ぎました…すみません…。
本当何から何まで謝るしか出来なくてすみません…。
こんなものですが受け取って頂けると嬉しい、です…(ぱたり)
今回はコラボ本当に有り難う御座いました!
2011.10.05/春日 輝