ダイゴとヒロインの2人はくっ付ついてる前提。
その事を飲み込んで頂けたらOKです。
冬から春に掛けての3月。
季節の変わり目であるこの月は風邪を引き易い。
勿論その引き易い時期に{{name_girl}}の恋人兼、ホウエンリーグのチャンピオンも風邪を拗(こじ)らせた。
10000Hit Thank's
I and You
「ダイゴさん、大丈夫ですか?」
「うん、{{name_girl}}のお陰で楽になって来たよ。…ゴメンね、折角約束してたのに風邪なんかひいちゃって。」
「大丈夫ですよ、その分次で頑張って頂きますから。」
ふふっ、と{{name_girl}}は小さく笑えば額に乗せたタオルを裏返し乗せ、{{name_girl}}の言葉に反応したダイゴが苦笑する。
「はは、それは大変だな。」
「楽しみに待ってますから。」
再度楽しそうに笑えばダイゴの布団を掛け直し、枕元に置いて在る体温計を手に取った。
「一応、体温だけもう一度計りましょうか。」
体温計をケースから取り出せばダイゴに体温を計る様に促しながら渡す。
{{name_girl}}から体温計を受け取れば脇に体温計を挟む。
「熱、下がってると良いですね。」
手を伸ばしてダイゴの額に触(ふれ)る。
濡れたタオルを置いたのと汗をかいたのかほんのりと濡れていた。
体温もそれなりには下がって居るのか熱くない。
「熱、下がってるかも…。」
触れて居た手を離して、{{name_girl}}は嬉しそうに笑う。
ダイゴの脇に挟んだ体温計も計り終えたのかそれを知らせる小さな音が鳴る。
ダイゴもそれに気付いたのか脇に挟んだ体温計を取り出して{{name_girl}}に渡す。
「有り難う御座います。…37.5、ダイゴさん大分下がってますよ。」
「良かった。そう言われて見たら…大分楽かな…。」
「でも未だ注意は必要ですね。今の状態でぶり返す場合も有るから…。」
体温計から視線を外して体温計のケースを手に取れば体温計を直せば、ダイゴの枕元に体温計を置く。
「私、何か作って来ますね。」
「…{{name_girl}}、待って。」
「…?どうかされましたか?」
その場から立ち去ろうとする{{name_girl}}に静止の声が入る。
その声に{{name_girl}}は足を止めれば、視線をダイゴと同じなる様に{{name_girl}}はしゃがむ。
しかしその後ダイゴの手が{{name_girl}}の手を掴んだ。
「…ダイゴ、さん?」
「…{{name_girl}}、今は大丈夫だから。もう少しだけ…。」
「え…っわ!」
ダイゴはそう言うえば、{{name_girl}}は自分が寝ているベットへと引き入れた。
男の人だけ在ってか熱を出しているにも関わらず引く力は強い。
「ちょっ…ダイゴさんっ…!」
ベットへと引きずり込まれ、{{name_girl}}は声を上げようとするがそのままダイゴに抱き締められる。
「…えっと、ダイゴさん?」
両肩に手を添えて{{name_girl}}は訳わからぬままにダイゴの名前を呼ぶ。
「少しだけこのままにしてくれ…。」
「…風邪、移ったらダイゴさんの責任ですからね。」
返って来た返答に小さく笑えば{{name_girl}}はダイゴを抱き締め返した。
* * *
「…あの、ダイゴさん…。そろそろ…離れ…、え?…嘘…。」
あれから10分後。
態勢に痺れを切らせた{{name_girl}}がダイゴに声を掛け顔を覗き込む。
その表情は何処か安心したのかすやすやと眠って居る。
それも小さな寝息を発てて。
「…そんな不安だったのかな?何処にも行かないのに。」
眠るダイゴの頭を撫でればふと窓へと視線を外す。
良く見れば外は暗闇に包まれて居り、何時の間にかそれ程時間が経ったらしい。
{{name_girl}}もそれを知れば肩を竦ませて溜息を吐く。
「…色々参っちゃうわね…。…ダイゴさん、責任、宜しくお願いしますね。」
ふふっ、と悪戯っぽく{{name_girl}}は笑えばそのまま瞳を閉じる。
そしてその後ダイゴの風邪は治り、{{name_girl}}の"責任"を取ったダイゴが居たとか居なかったとか…。
...The End
あとがき
この後あとがき書き換えました(2010.01.19)
これを書き上げた当日はサイトの10000Hitを祝うフリーでした。
書き直す際にヒロインも変えました。
ちゃんとヒロインが掴めてませんが(爆/待て)
やり取りが何処かリアル(現実)臭い(笑)
2005.05.23
第1修正・加筆:2008.02.06
第2修正・加筆:2008.09.06
第3修正・加筆:2010.01.19