まえがき

ヒロイン視点ですが、このお話はゾロ夢のBLです。

後若干ヒロインがキャラ崩れしてます。

後々考えれば只の煩い子になってしまった気が…(笑)


苦手、駄目な方はここでUターン。

大丈夫、上等!な方のみレッツスクロール。

私の名前は{{name_girl}}。
最近、双子の兄で有る{{name_boy}}の様子が可笑しい。
皆が寝静まった夜中に外に出入りしているからだ。



moon light



{{name_boy}}の出入りは毎日ではなく、定期的にマストの上に行ってる様だった。
そんなある日の夜、私は何時もの様に外に出た{{name_boy}}の後を追い掛ける。
{{name_boy}}が行ってる場所には何があるの…?

「…。」

私は罪悪感や好奇心等が混ざった複雑な気持ちでマストを見上げた。
光が月明かりだけで見付け辛かったがマストの梯(かけはし)を上って行く{{name_boy}}を見付ける。
一段一段ゆっくりと慎重に上っていく。
しかしこの後私は{{name_boy}}が会いに行った人物に驚くのだ。

「…!?…ゾロ…?」

目を見開き驚けば、小さく声を漏らす。
目を凝らして良く見ても確かにそこに居たシルエットはゾロだった。

「ゾロ。」

「ん?{{name_boy}}か。お前また抜け出してきただろ。」

「バレてたか。」

「…(ゾロ…)」

{{name_boy}}のゾロを呼ぶ声で私はそのシルエットの主がゾロだと確信を持つ。
ここからはシルエットしか見えないが声質からして{{name_boy}}は笑っている。
普段からゾロと{{name_boy}}は仲が良く笑い合っても居たがこの笑い方は何処か違う。
こんな笑い方、私は知らない。
他のメンバー達も、知らない筈だ。
私の心は複雑な気持ちで一杯になり、チクリと胸が痛む。

「…({{name_boy}}…)」

「相変わらず手、冷てェな。」

「じゃあゾロが手、握っててくれたら暖かくなるかもな。」

「テメェ、それは握ってて貰いてェだけだろ。」

「えへへ。」

「…(あれ…?)」

胸元を掴み複雑な心境でその場に立ち竦んで居れば{{name_boy}}がゾロに手を握る様要求して居る。
そしてその反応からして握って貰えたのか嬉しそうな声が私の耳に届く。
私の複雑な心境をよそに一体何をして居るんだろう、この2人…。

「なぁ…ゾロ。」

「何だ…?」

「キス…していいか…?」

「何だよ…いきなり。」

「…(もう、そこまで…)」

こう言うものは前から本を読んで知って居た。
只実物を見る(聞く?)のは初めてで何とも言えない心境が私の中を渦巻く。
複雑さは、先程より更に深い。

「んっ…。」

「…(もう、好きにして…)」

* * *

「もう皆が起きそうだから、戻るよ。」

「あぁ。」

「また今夜。」

キスの後、{{name_boy}}はそう言えば自分の寝床に戻る。
呆れた様な複雑な様な、はたまた何処か諦めが混ざった心境に私はもはや苦笑するしかない。
だがそうもして居る訳も行かず、私も逃げる様にして戻った。

* * *

「…。」

その日の晩、{{name_boy}}は辺りを見渡し部屋から姿を消す。
今回は追わなかったけど、{{name_boy}}は見張りをするゾロに会いに行ったと思う。
{{name_boy}}…、この事私は皆にバレても知らないからね。

...The End

あとがき


この後あとがき書き換えました(2010.04.06)

修正前は滅茶苦茶煩いヒロインが今度はかなり大人しいです、クール過ぎ?(笑)


男夢主はこれが初の修正ですがもっと前にも書いた記憶が…。

データ無いですけど(爆)


2005.07.11


第1修正・加筆:2008.02.06

第2修正・加筆:2008.09.06

第3修正・加筆:2010.04.06

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