ドキドキが、止まらない。
まさか、こうなる何て思わなかった。
act*6
「…えーっと、…俺達、両思いって事…?」
碧に未だに抱き締められつつも、今更ながら落ち着いて考える。
「まぁ、そうなるな。」
「だ、だよね…。」
さらりと平然とした表情で碧は俺に返答すれば俺の顔を見て笑う。
…笑われた。
俺なんて意識した途端余裕無くなってまともに碧の顔見れないのにっ。
何で碧はそんな何時もと変わらない顔で居るかな…!
本当に今まで俺と同じ立場に立ってたとは思えないんだけど…!
「…言っとくけど、これでも俺も緊張してるんだからな?」
「…!」
ほら、と碧は俺の手を掴んで自分の胸へと当てる。
手の平で感じるのは碧の温もりと、鼓動。
確かに碧の心臓はドキドキとして、普段の状況では緩やかに脈打つ心臓も今回は脈打つのが大きい。
心臓がこんなに脈打ってるのに顔は何時もの表情なんて良くこんな器用な事するな…!
でもその分碧も自分と同じだと思うと嬉しかった。
「えへへ。」
「何笑ってるんだ?」
「碧が俺と同じ気持ちになってるのが嬉しくて。」
「…紅。」
「有り難う、俺を好きになってくれて。」
その途端、碧の手が俺の頬に触れる。
それに合わせて俺も目を閉じればゆっくりと碧がキスをしようと唇を寄せる…が。
その時盛大に俺の腹が鳴った。
ちょ…何でそこで鳴るかな…!
空気読んで俺の腹…!
「…。先に、何か食べるか。」
「う、うん…。」
盛大に鳴る俺の腹にぷっ、と碧は笑う。
あぁ、もう穴が有ったら是非ともその中に入りたい…!
「じゃあ、何か作ろっか。」
「お願いしま…す、うぅ。」
催促する様に、再び俺の腹が鳴り響く。
もう…死にたい…。
* * *
「お早うー、英介。」
「お早う。紅、碧。」
「お早う。」
翌朝。
思いが通じてからの初めての学校。
目に映るのは何時もと同じ学校なのに、碧との関係が変わっただけなのに一緒に居るだけで緊張する。
極力何事も無かったかの様に英介に挨拶を済ませて自分の机の上に鞄を置く。
碧の方を見れば碧は相変わらず何時もの無表情で荷物を置いて居て本当どうしたらそんな風に出来るのかな…。
「紅。手、止まってる。」
「え、あ…わ…ごめん。」
何時の間にか荷物を片付ける手は止まって居て、英介に声を掛けられて我に返る。
い、いけないいけない…ぼーっとしてた。
「大丈夫か?ぼーっとして。」
「うん、大丈夫だよ。」
「紅、どうし…っ、た。…。」
英介のやり取りに気付いた碧が俺達に近付く。
だけどその途中に碧は何も無い床で躓いてバランスを崩す。
その後は何ともなかったかの様に平然とした表情で俺達の方に来る。
だけどもその時には既に遅くて…。
「碧、大丈夫か?…って言うか、お前等ちょっと来い。」
「え、な、に…!」
「何処行く…っ!」
俺と碧の手を掴んで英介は俺達を連れて教室を連れ出された。
* * *
「さて、お前等…何が有ったんだ?」
英介に連れて来られた場所は月森学園の裏庭。
人通りの少ないこの場所と時間は隠れるには良いんだけど、さ…。
でも俺と碧が繋がった、何て言えない…。
そりゃ、英介は俺が碧に対しての気持ちも知ってるんだけど…。
ちら、と碧の方を見る。
碧も俺を見て小さく頷く。
きっと英介に俺達の事を言うつもりなんだろう。
俺も覚悟しなきゃ、いけない時が来たんだ。
だがその時、碧の台詞が途切れた。
「…英介。俺達、「あぁ、お前等やっと繋がったんだ?」
「…はい?」
「知ってるから、お前等がお互いに思い合ってた事位。」
ニッコリ、と英介は笑う。
あの、事情を詳しく説明して下さい。
脈打つ心臓
(きっと、これから毎日、)
To Be Continued...
まさか、こうなる何て思わなかった。
act*6
「…えーっと、…俺達、両思いって事…?」
碧に未だに抱き締められつつも、今更ながら落ち着いて考える。
「まぁ、そうなるな。」
「だ、だよね…。」
さらりと平然とした表情で碧は俺に返答すれば俺の顔を見て笑う。
…笑われた。
俺なんて意識した途端余裕無くなってまともに碧の顔見れないのにっ。
何で碧はそんな何時もと変わらない顔で居るかな…!
本当に今まで俺と同じ立場に立ってたとは思えないんだけど…!
「…言っとくけど、これでも俺も緊張してるんだからな?」
「…!」
ほら、と碧は俺の手を掴んで自分の胸へと当てる。
手の平で感じるのは碧の温もりと、鼓動。
確かに碧の心臓はドキドキとして、普段の状況では緩やかに脈打つ心臓も今回は脈打つのが大きい。
心臓がこんなに脈打ってるのに顔は何時もの表情なんて良くこんな器用な事するな…!
でもその分碧も自分と同じだと思うと嬉しかった。
「えへへ。」
「何笑ってるんだ?」
「碧が俺と同じ気持ちになってるのが嬉しくて。」
「…紅。」
「有り難う、俺を好きになってくれて。」
その途端、碧の手が俺の頬に触れる。
それに合わせて俺も目を閉じればゆっくりと碧がキスをしようと唇を寄せる…が。
その時盛大に俺の腹が鳴った。
ちょ…何でそこで鳴るかな…!
空気読んで俺の腹…!
「…。先に、何か食べるか。」
「う、うん…。」
盛大に鳴る俺の腹にぷっ、と碧は笑う。
あぁ、もう穴が有ったら是非ともその中に入りたい…!
「じゃあ、何か作ろっか。」
「お願いしま…す、うぅ。」
催促する様に、再び俺の腹が鳴り響く。
もう…死にたい…。
* * *
「お早うー、英介。」
「お早う。紅、碧。」
「お早う。」
翌朝。
思いが通じてからの初めての学校。
目に映るのは何時もと同じ学校なのに、碧との関係が変わっただけなのに一緒に居るだけで緊張する。
極力何事も無かったかの様に英介に挨拶を済ませて自分の机の上に鞄を置く。
碧の方を見れば碧は相変わらず何時もの無表情で荷物を置いて居て本当どうしたらそんな風に出来るのかな…。
「紅。手、止まってる。」
「え、あ…わ…ごめん。」
何時の間にか荷物を片付ける手は止まって居て、英介に声を掛けられて我に返る。
い、いけないいけない…ぼーっとしてた。
「大丈夫か?ぼーっとして。」
「うん、大丈夫だよ。」
「紅、どうし…っ、た。…。」
英介のやり取りに気付いた碧が俺達に近付く。
だけどその途中に碧は何も無い床で躓いてバランスを崩す。
その後は何ともなかったかの様に平然とした表情で俺達の方に来る。
だけどもその時には既に遅くて…。
「碧、大丈夫か?…って言うか、お前等ちょっと来い。」
「え、な、に…!」
「何処行く…っ!」
俺と碧の手を掴んで英介は俺達を連れて教室を連れ出された。
* * *
「さて、お前等…何が有ったんだ?」
英介に連れて来られた場所は月森学園の裏庭。
人通りの少ないこの場所と時間は隠れるには良いんだけど、さ…。
でも俺と碧が繋がった、何て言えない…。
そりゃ、英介は俺が碧に対しての気持ちも知ってるんだけど…。
ちら、と碧の方を見る。
碧も俺を見て小さく頷く。
きっと英介に俺達の事を言うつもりなんだろう。
俺も覚悟しなきゃ、いけない時が来たんだ。
だがその時、碧の台詞が途切れた。
「…英介。俺達、「あぁ、お前等やっと繋がったんだ?」
「…はい?」
「知ってるから、お前等がお互いに思い合ってた事位。」
ニッコリ、と英介は笑う。
あの、事情を詳しく説明して下さい。
脈打つ心臓
(きっと、これから毎日、)
To Be Continued...
あとがき
未々続きます、紅と碧。
私が次に書きたいシーンは一体何時になるんでしょうか(笑/黙って)
2012.01.30