「ねぇ、銀さんは"運命"って信じる?」

「馬鹿かお前。"運命"何か信じねーよ。」

{{name_girl}}が問い掛けると、銀時は"いつもの口調"で言った。



39:ねぇ、運命って信じる?



夏の夜空をこの万事屋の屋根の上で見上げる。

「ははっ、銀さんらしいね。」

クスクスと{{name_girl}}は笑うと、銀時を見詰めた。

「何だぁ?{{name_girl}}。」

「んー…?や、何もー?」

未だクスクスと{{name_girl}}は笑うと、{{name_girl}}は銀時に頭をわしゃわしゃと撫でられる。
わしゃわしゃと撫でられると、{{name_girl}}の黒髪がピン、と跳ねた。

「あ、ちょ…ぐちゃぐちゃじゃないっ!!」

うっすらと屋根の瓦に映る影を見ながら言った。
そして下に二つに結って居たゴムを外し、髪の毛の乱れを直すと、又、新しく先程結って居た状態に戻した。

「ふぅ…。」

「おー…早ぇじゃん。」

「手馴れてますから。」

ふふん、とやや自慢気に{{name_girl}}は言う。
銀時は"そうか"と笑いながら言うと、空を見上げた。

「ねぇ…。」

{{name_girl}}はポツリと呟いた。
星空を見上げて居た銀時は"ん?"と言いながら星空から目線を外すと、{{name_girl}}へと目線を移した。

「やっぱりね…、私、"運命"…信じるよ。」

「はぁ?」

銀時は素っ気無い声を出す。
その声を聞いた{{name_girl}}は苦笑すると、理由を言い始めた。

「"運命"ってさ…、やっぱり"今"が"運命"だと思うんだよね。」

「どーゆー意味だよ。」

「さーかーらー、こうして"今"話してるこの会話も、この星空も、全部"運命"だと思うの。」

「へぇ…。だったら、俺と{{name_girl}}が逢ったのも"運命"か?」

銀時は納得すると、{{name_girl}}に疑問をぶつける。
{{name_girl}}の返答は"勿論"と返って来た。

「ふーん…。でも俺は…もっと違う形が良かったけどなぁ。」

「違う形?」

「それは…、秘密だ。」

"ニィ"と悪戯っぽく銀時は笑った。
それに対して{{name_girl}}も又、悪戯っぽく"ぇー…"と答えた。

―――…本当は"運命"しか知らない癖に…。

―――でも…私も…"もっと違う形"で逢って見たかったなぁ…。

―――でもそれは"運命"としか言い様がなくて――

…ねぇ、運命って信じる?

...The End

あとがき


この後あとがきを書き換えました(2009.02.22)

Blind Love 様に捧げます、甘いを目指しましたが…撃沈|||OTL

その前にちゃんと纏まってないし、お題にも逸れてない気がします(げふん)


2007.08.22/蒼月 空


追記


Blind Love 様が閉館されましたのでサイトUPさせて頂きました。

…が、流石に古すぎてコメントが…(苦笑)

だって名前が旧名になって、る…|||OTL


2011.04.03

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